四季猫のlog

あつめたものとか


車を買いました。
H14年式パジェロミニVR(4AT)です。
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初めて車を買ったということで愛着も湧き、ちょっとは綺麗に保ちたくなるもの。
ですがこの車も14年物。ヘッドライトにはそれなりに曇りが出てしまっていました。

ヘッドライトの曇り・黄ばみは表面の劣化した部分を磨いた後、ちゃんとコーティングをするというのが大事なようです。この手の商品はたくさんありますが今回Twitterのフォロワーさんからおすすめされて買ったのが

CCI スマートシャイン ヘッドライトコート
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この商品は施工用品がひとつに揃っていて、一年耐久を謳っているのがポイント。

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(取説がちゃんとあります)
自分で用意するのは、水とふき取り用クロスです。

ヘッドライトの状態は黄ばみは強くないものの曇りが目立ちます。
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まずはヘッドライトを洗い、塗装面に傷がつかないよう周囲をマスキング。
付属の2000番の紙やすりで水研ぎをしていきます。

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最初は黄ばんだ研ぎ汁がどんどんでてきます。時々水を流して水気をとって磨き残しがないか確認をします。

2000番をかけ終わった状態。
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続いて6000番をかけていきます。黄ばみが取れてきたのがわかります。
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暑い日だったので夕方からの作業でだんだん暗くなってきました。

やすりをかけ終わるとヘッドライトを洗います。
磨いてると結構な量のとぎ汁がでてバンパーが汚れたり隙間に入り込むので、マスキングテープを持ってる方は一度はがして綺麗に洗ったあと貼りなおした方がいいかも。(施工後しばらく水をかけられないため)
洗ったら水気をしっかりとっておきます。

コーティングは2液タイプ。注射器のA液を小瓶のB液に注入し混ぜた後、注射器で塗布具にしみこませて垂れないようさっと塗っていきます。
青白い液体が広がってヘッドライトが透明になります。(写真撮れなかった……)
3分乾かしたあともう一度塗り、30分自然乾燥して完成です。

液がこのぐらい残りますが混合すると数時間しかもたないようです。
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説明通りの使用では一台分の量ですが、塗布具にそれなりの量をしみこませますのでヘッドライトが小さい車を同時に作業すれば2台いけそうな気もしなくもないですがやめておきましょう。(微妙な量残るのもったいないやつ……)

あと塗布具をしっかりつまむと指に液がついてしばらくぺたぺたしたので軽く持つか手袋をしましょう。

だいぶ暗くなってしまいましたが、施工完了です。写真の通りかなりの透明度が復活しました。
手で磨くため3時間ほどかかってしまいましたが充分な仕上がりとなりました。
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露天駐車のため果たしてどのくらいの耐久性があるのか未知数ですが後々追記して行きたいと思います。

「往年の優秀なOMレンズをデジタルで使いたい」

ミラーレスカメラとさまざまなマウントアダプターが氾濫しているこのご時世にわざわざブログを立ち上げるほどのネタにはならない話。しかし、なんとPENTAXの一眼レフで装着できる方法を見つけてしまうのです。

Adaptist Pentax K-MultiMount
シンガポールで生まれたこの製品、アダプターというよりマウント自体を取り換えて複数のマウントのレンズを装着可能にします。
・Nikon F
・OLYMPUS OM
・CONTAX YASHIKA
・KONICA AR
・フォーサーズ(公式のGalleryではさらにマウントアダプターをかませてる模様)

たくさん付くように見えますがヤシコンでは絞りレバーを削らないとミラー干渉が起きたり、他のマウントではフランジバックの差があるので無限遠が出なかったりします。
結局一番普通に使える(フランジバックの差も僅か)のがOMマウントというわけです。
基本モデルは非防滴ボディ用ですがWRモデルもあるので改造用ボディに制限はありません。

改造ボディはK-mのため非防滴用を購入しました。送料込みでも1万円行かないくらい。
海外の製品を注文するのは初めてだったのでちょっとドキドキでしたが普通に届きました。
(PayPalの登録時に名前を最初日本語にしたためにローマ字に変更してくれと頼む羽目になりましたが)

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 小さな箱の中身は本体、取説とNikon用シムにドライバー
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“改造”と銘打ってますが作業自体はあっという間に終わります。
取説にネジを締める順番が書いてあったので一応それ通りに……

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というわけで改造完了です。使いたかったレンズはOM50mmF2Macro。
家にあるOM-1がミラー戻らない病にかかってしまい、良いレンズなのに出番がないのがもったいなかったわけです。

OMレンズの装着目印はレンズ取り外しボタン近くのマウント面のロックピン。
でも装着すると絞り込みボタンがマウント下部の押しづらい位置に来てしまったので、固定した方が使い勝手良いかもしれません。

では撮影の結果がこちら


ヤマボウシ



エゾアジサイ



開放近くでも合焦面はキレよくボケは滑らか、絞れば四隅まで安定した現代的な写りでとても何十年前のレンズとは思えません。
ただし、K-mのファインダーも相まってMFはとっても難しい

訓練せねば……

2015/9/4追記
OM50/2で撮った写真のアルバムです
https://www.flickr.com/gp/108464269@N03/3o0QBA


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